なないろ訪問看護ステーションは春に向けてチューリップの球根とビオラを植えました。
今はプランターが並んでいるだけに見えますが、春には色とりどりのチューリップがなないろを飾ってくれそうです。
是非、お立ち寄りいただき見に来てください。
管理者 吉良
チューリップの育て方
秋植え球根の中で、おそらく一番品種が豊富なのがチューリップではないでしょうか。国際的に登録されているチューリップの品種数は、数千品種に及び、毎年新しい品種が増えています。チューリップの花の色は皆さんも良くご存知の赤、白、黄色をはじめ、ピンク、紫、オレンジ、複色などさまざま。咲き方も、ユリ咲き、パーロット咲き、フリンジ咲き、八重咲きなどいろいろな咲き方のチューリップがあります。
これだけたくさんの品種があるチューリップは、品種によって系統があり、同じチューリップでも色々と違いがあります。その中で、植え付ける時に知っておいたほうがいいことは、それぞれのチューリップの品種の開花時期と花丈です。
同じチューリップでも、大きく分けると、早生、中生、晩生の3つに開花時期が分類されます。
早生種・・・3月下旬~4月中旬
中生種・・・4月中旬~4月下旬
晩生種・・・4月下旬~5月上旬
丈の短いチューリップは20~30cmくらいで、切り花よりは花壇に植えるのに適している品種、一般的な丈のチューリップは40~50cmで切り花にも向く品種、丈があるチューリップは50~60cm~で晩生種の品種に多い丈です。
チューリップの球根は、開花時期と同様、球根が入っている袋に花丈が書いてあるので、確認してから植え付けましょう。
1品種のチューリップの球根を鉢植えに植え付ける時は、それほど丈を気にしなくてもよいのですが、花壇などの庭にチューリップを植える場合は、それぞれのチューリップの花丈を知った上で、他の草花の花丈とのバランスがよい場所に植え付けると、それぞれが開花した時にバランスの良い植栽になります。
チューリップの球根の植え付け時期は、地域によって差がありますが、目安としてはそれぞれの地域の「紅葉の見ごろ」を目安にすると、その年のそれぞれの地域にあった植え付けの時期になるのでよいでしょう。
遅くても年内には球根の植え付けを完了します。チューリップは、球根を植え付けてから寒さを経験することによって花芽が形成されます。的確な時期にチューリップの球根を植え付け、生長のための期間を作ってやりましょう。
地植えのチューリップの球根の植え付けは、10㎝ほど間隔をあけて植え付けます。深さは球根3個分の深さが目安です。浅すぎる場合、根が伸び球根が地上に飛び出てくる恐れがあるからです。
ただし、鉢植えのチューリップの球根の植え付けは根が伸びるスペースも必要なため、浅植えで植え付けます。
チューリップの置き場所
チューリップの球根は、日当たりが良く、風通しのよい場所に植え付けます。チューリップの生長には寒さと日光、適切な水分が必要です。ただし、鉢植えのチューリップは、つぼみに色が出てきたら日当たりの良い場所から半日くらい日が当たる場所に場所を移動すると、若干ですが開花期間を伸ばすことができます
チューリップの日常の管理
チューリップは、一度植え付けてしまえば特別な日常の管理は必要はありません。鉢植えのチューリップは、土の表面が乾いてきたら水やりをしましょう。チューリップは、冬の寒さに当てることによって花芽ができます。寒さを感じさせることが、チューリップの球根にとっては大切なポイントです。
チューリップの水やり
土が乾いてしまうと球根が育ちません。鉢植えのチューリップは球根から葉が出るまでに多くの時間を要するので、水やりを忘れがちになります。土が乾かない様に水をやりましょう。チューリップは乾燥も大敵です。花壇など、地植えにしたチューリップは、球根が腐ってしまう可能性があるので水やりをする必要はありません。
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